ジョギングは朝派?夜派?



こんにちは!
運動指導研究家の大塚聡(サミー大塚)です。

残暑がまだ続きますね。
暑い日のジョギングは早朝か夜か?

迷いますよね!(^^)!

 

ジョギングは朝派?夜派?

「ジョギングは朝がいいの?夜がいいの?」っていう質問が多いのですが、健康のためにジョギングを始めようという場合、仕事前の朝か、終わってからの夜かってことになるんでしょうね。

答えは・・・

健康づくりのジョギングであれば
どちらでもいいです!
やれるときにやってださい!(^^)!

 

続けられる時間帯でやること

どちらがいいのか迷ってやらないよりは、
とにかくやった方がいいということですね。

そして自分が続けられる時間帯でやることです。

夜はお誘いが多くて、つい誘惑に負けてしまうって方は朝がいいですね。

朝はどうしても苦手で夜は比較的自由が利くって人は夜ですね。

お昼や夕方に時間がとれる人はもちろんそれでかまいません。

その日によって時間帯がバラバラでもかまいません。

とにかく、自分が続けられる環境で運動習慣をつけることが先決です。

 

時間帯による注意点

でも、やはり時間帯によって注意しなければならないことがあります。

ということで、時間帯による身体の特徴や注意点を簡単にお話ししておきましょう。

まず、どの時間帯においてもウォーミングアップ(準備体操)とクールダウン(整理運動)をしっかり行うことです。

これを怠ることで体調を崩すケースが多いんです。

問題なのは朝だとか夜だとかではなく、ジョギング(運動)に対する心構えなんですね。

それに時間帯の特徴が付加されてくるわけです。

 

朝の時間帯の注意点

朝の代表的な特徴としては身体がまだ目覚めてないってことですね。

寝ている間に寝汗等で体内の水分が減少しています。

最近のように気温が高い時期は特に発汗による水分減少に注意が必要です。

気温が高い日は朝でも熱中症に要注意です。

季節変わって寒い日は外にでると急に血圧が上昇するので要注意です。

よって

朝の注意点まとめ
・十分なウォーミングアップをすること。
・水分補給をしてから始めること。
・暑い日は朝でも熱中症に要注意。
・こりゃ暑いな!と思ったら無理して走らない。
 ※猛暑日は外のジョギングはやらないのが正解です。
・寒い日は防寒をしっかり行うこと。

などが注意点として挙げられます。

朝のジョギンギングがよくないと言われるとしたら

朝のリスク
・急に走り出して、まだうまく機能していない身体に急激な負荷がかかって体調を崩す。
・水分摂取が足りなくて血液循環に悪影響が出る。
・暑くても早朝なら大丈夫だろうと思っても熱中症の危険性あり。
・寒い季節は早朝に血圧が上がって具合が悪くなる。

というような事故が報告されるからでしょう。

だから朝が悪いということではなく、朝の特徴を知って、リスクに注意を払いながら行えばよいのではないでしょうか。

 

夜の時間帯の注意点

では夜はどうでしょう?

一般的には夜は仕事が終わって疲れています。

精神的な疲労であれば運動により解消できることは多いのですが、重度な肉体的な疲労がある場合は運動が逆効果になることがあります。

やはりしっかりとウォーミングアップをすることからです。

ジョギングの場合、最初はかなりゆっくりと走ってみて身体の調子も気分もよくなってくればOKです。

でもジョギングを始めても
・なんとなく気分も冴えてこない
・疲労度が増す
といった場合は本当に疲れていることが多いです。

そんな日はジョギングを中止し、
ストレッチ等の整理運動をしてゆっくり休みましょう。

あと、夜にジョギングをすると交感神経(興奮する時に働く神経)を刺激して眠れなくなるということがあるかもしれません。

でも、これも個人差があるんです。

ジョギングをした方が心地よい疲れでぐっすり眠れるという人もたくさんいます。

ジョギングをすると確かに交感神経が働きます。

でも、しっかりクールダウン(整理体操)をすれば、リラックスして副交感神経(リラックスする時に働く神経)が働きぐっすり眠れるという説もあります。

夜はその日の疲れを汗と共に流れ出す様なイメージで行えばいいのではないでしょうか。

もちろん朝と同様に水分摂取や暑さ対策、寒い日は防寒もお忘れなく。

睡眠の為にも十分にクールダウンを行い交感神経を静めて副交感神経を働かせましょう

外をジョギングする時は交通事故に十分に気をつけることです。
明るい服装や、蛍光の備品が売ってますので身につけて走りましょう。

防犯ブザーも必要ですね!

 

他の時間帯は?


では、お昼や夕方のジョギングはどうでしょう。

朝起きて夜寝る、といった普通の生活をされている場合は夕方4時ごろのジョギングや運動がベストだ、という説があります。

これは一日の中で身体が活動に慣れて動きやすい時間帯ということだと思います。

でも、実際にこの時間帯にジョギングや運動ができる人は少ないですよね。

もちろん、できるにこしたことはないので、できる場合は喜んでやりましょう。

季節による暑さ寒さ対策、水分摂取等の注意事項は同じですよ。
屋外でなくジムのランニングマシンで走るのもありですね。

運動習慣を身につけるって難しいですよね。
ジョギングや運動は身体にいい!とわかっていても・・・

「習慣づけ」という課題は運動生理学だけでなく哲学や心理学も大いに関与しています。

人それぞれ環境が違います。

その環境の持つ身体に対するリスクやメリットを知って、自分スタイルを築き上げることを楽しみましょう

「ライフスタイルにジョギングやトレーニングが組み込まれている」っていうのがおしゃれですね!

私は早朝の多摩川沿いをジョギング派です!(^^)!

 

サミー大塚(大塚聡)プロフィール

略歴
1961年5月生まれ
早稲田大学教育学部教育学科体育学専修卒
早稲田大学大学院人間科学研究科(健康科学専攻)修了

 

 

1986年~ 民間フィットネスクラブにて指導責任者、経営責任者として勤務
1996年  独立し、運動生理学研究活動をしながら開業準備
2000年~ サミーコンディショニングスクール設立。
2009年  (株)サミープロジェクト設立。
2009年  一般社団法人 日本生活体力推進協会理事長就任
2012年  東京都千代田区三番町に「サミー大塚パーソナルトレーニングスタジオ」開設。

資 格

人間科学(健康科学)修士
教育学士
NSCA-CPT(パーソナルトレーナー)
NSCA-CSCS(ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
日本体力医学会健康科学アドバイザー
厚生労働省ヘルスケアトレーナー
中学・高校保健体育教員
国際救命救急協会救急心肺蘇生法取得者

活 動

健康関連事業、特に運動指導に重点をおいた活動に力を注いでいる。
Wasedaウェルネスネットワーク研究員としても活動。
・パーソナルトレーニング
・運動指導者の育成
・「からだづくり教室」の運営
・講演・セミナー
・企業への健康事業アドバイス
・学校の運動、健康関係へのアドバイス
・インターネットによる情報配信

スポーツ選手、学生、高齢者等多岐にわたり運動生理学に基盤をおいた安心で信頼のおける指導をモットーとしている。
医師との協力関係により医学的見地からも個人の身体を尊重した指導を心がけている。そして何よりも「楽しさ!」を第一にした運動指導が一番の特徴である。

主なメディア出演等

マラソン指導に関するもの
NHK「おはよう日本」にて初心者向けマラソン指導が取り上げられ話題に
・TBS 世界バリバリ☆バリュー 出演者のマラソンパーソナルトレーナーとして
<OZマガジン>に「初心者のためのマラソン直前アドバイス」掲載
・auスマートスポーツのマラソン指導パーソナルトレーナーとして参画
中高年初心者向けの走るためのCD「ハッピーランニング(ワーナーミュージック)」監修

その他
・「知られざる国民病ロコモ症候群」(小学館)第4章共著
・財団法人日本ボールルームダンス連盟主催<幕張メッセにて>「ダンスにおける障害予防トレーニング」講師
・読売テレビ「ミヤネ屋」に家庭でできる運動の企画で出演
・フジテレビ みのもんた危機一髪SOS 運動生理学コメント
・フジテレビ なまあらし 運動生理学コメント
・テレビ朝日  ニューススーパーJチャンネル 主催する中高年身体づくり教室が紹介される。
・日経産業新聞 「狙えアクティブ・シニア 上」中高齢者の運動教室についての取材
・静岡県磐田郡佐久間町45周年記念要覧(長寿の町)にて活動が掲載される。
・テレビ朝日 人気者でいこう!運動生理学コメンテーター

現在、東京都千代田区三番町にてパーソナルジム
サミー大塚パーソナルトレーニングスタジオを主催
徹底した個人指導やグループレッスン、お友達同士やお仲間数人でのオーダーメイドプログラムで目標に向けての身体づくりサポートを行っています。
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