体育とスポーツの違い



こんにちは!
運動指導研究家の大塚聡(サミー大塚)です。

「体育の日」ってなくなったんですね・・・7月の「スポーツの日」がそれに代わったんですが、まだ慣れません!(^^)!

10月というと体育の日だったので。。

ということで本日は体育とスポーツの違いを大学の授業を思い出してお届けします。

 

 「体育」と「スポーツ」の違い

「体育とスポーツの違いがわかるか!?」という問いかけで始まった大学での講義が今でも印象に残っています。

その講義の先生は名匠、大西鐵之祐先生!
早稲田大学ラグビー部を常勝軍団に仕立て上げた名監督です。

独特の哲学をお持ちの先生でご存知の方も多いのではないでしょうか。コーチング論を叩き込まれ、もちろん今でも師と仰いでおります。

「体育とスポーツの違い???」

大学1年生の私はそんなことは今まで考えた事も、気に留めたこともありませんでした。

「体育を英語にしたのがスポーツ?」
「スポーツを日本語訳した中の1つに体育ってのがあるのかな?」等々と一応考えてみたことを懐かしく覚えています。

 

体育とは?

正解は、
↓ ↓ ↓

「教育的、訓練的な狙いがある運動」
まさに体育の授業がそうですね。

スポーツとは?

ではスポーツとは、体育とどのような違いがあるのでしょうか?

スポーツの語源は「気晴らし」です。
「遊びの要素、ゲーム的な要素、楽しみの要素がある身体活動」
テニス、サッカー、ゴルフ等を楽しむのがスポーツです。

学問的な概念でいうとこうなります。
(私の理解している範疇で端的にまとめました)

さらにスポーツは「チャンピオンシップスポーツ」と「レクリエーションスポーツ」とに分けられます。

チャンピオンシップスポーツとは

「チャンピオンシップスポーツ」は勝敗にこだわった、戦い重視のスポーツです。

プロスポーツやオリンピック、高校野球甲子園大会等、極端に言えば身体を壊してでも勝つ事が美徳とされるのが「チャンピオンシップスポーツ」です。

レクリエーションスポーツとは

一方「レクリエーションスポーツ」は一般の人達が楽しんで行うスポーツのことです。

テニスを楽しむ、ゴルフを楽しむ、ハイキング等。
もちろんジョギングも!

少しは勝敗にこだわったとしても、一般の人達が楽しみとして行うのが「レクリエーションスポーツ」です。

「体育とスポーツの概念」について少しはご理解いただけたでしょうか。

 

継続が難しい体育

なぜこんなお話をするかというと、私が取り組んでいる「健康づくりの為の運動」はどちらかというと「体育」の分野に属するかもしれません。

ここでの「体育」を英語で表すなら「エクササイズ」や「トレーニング」ということになるでしょうか。

何かを得るための訓練的なイメージですね。

大人になってからの「体育」は実は継続が難しいのです。
訓練はいやですものね。

「健康づくりの為の運動」というとウォーキングや筋力トレーニングが代表的です。

もちろんウォーキングや筋力トレーニングが楽しくてずっと継続される方もいらっしゃいます。

多くの人達には、健康のため、減量のための、いわゆるトレーニングはやはり「体育」になってしまい、「きつい、つまらない、飽きた」ってことで続かないのが現状のようです。

これは体育分野に属するトレーニングが悪いわけではありません。健康の為に身体を鍛えることが大切なのは皆さんよく承知されています。

継続が難しいのは、その人の意思が弱いとか、プログラムがどうだとかということだけではなく「トレーニング」が「体育」という、もともと継続困難な分野に属しているのも大きな理由です。

 

身体にもいい、楽しむスポーツ

では、スポーツはどうでしょう。
(一般の人が関わるレクリエーションスポーツに関して)

明日はゴルフだ!と、普段はなかなか起きないお父さん達も早起きしていそいそ出かけますね。

ハイキングも、その行為自体は、たくさん歩いて疲れるはずなのに景色をみたり、みんなでお弁当を食べたりで楽しいですよね。

そうです!スポーツはウキウキしながら楽しめるのです。

身体活動がほとんどなくてもウキウキ楽しめるスポーツもあります。

例えば、ほとんど動きませんが「釣り」も立派なスポーツです。

スポーツフィッシングという身体を使うものもありますが、ここではのんびり行う釣りをさします。

釣れた時にはとっても幸せな気分になれますね。

幸せ気分になると「ベーターエンドルフィンやドーパミン」という脳内物質が出てストレス解消に非常に役立ちます。

自分の好きなスポーツを楽しむことは本当に身体にいいんです!

 

スポーツと体育の両立を!

だったらスポーツだけしてればいいのでは・・・。
ちょっと待ってください。

・一般の人が楽しむ釣りで足腰は鍛えられません。
・テニスは膝や肘を痛めるかもしれません。
・持久力がなければハイキングにも行けないかもしれません。

というように「スポーツ」だけでもダメなようです。
スポーツを楽しむためにも「トレーニング(体育)」が必要なようですね。

活き活きとした生活を手に入れるには「スポーツ」と「トレーニング(体育)」の両立を目指しましょう!

な~んて、そう簡単に言われても、ただでさえ忙しいのに、

どちらか一方でも大変なのにスポーツとトレーニングの両立なんて無理!

そんな声が聞こえてきそうですね。大丈夫です!難しく考えないで下さい。

例えば、運動不足の人が、たまにボーリングをしたとしましょう。
それでけで立派にスポーツです!

又、身体を動かす、ボールを投げることで筋肉を使います。
運動不足の人にとっては十分トレーニングにもなっています。

ボーリングをすることで「スポーツ」と「トレーニング」の両立です。

そうなんです、考え方次第なのです!

もちろんボーリングだけでいいというわけではありません。
しかし、運動不足の人にとってはやはり有効な出来事です。

これをきっかけにもっとうまくなろうと、

ボーリング場に通うかもしれません。
体力アップの為に筋トレを始めるかもしれません。

ボーリングを楽しんだことにより「スポーツ」と「トレーニング」の両立の第一歩を踏み出したのです。

 

自分なりのアレンジで両立を!

日々、健康維持の為にフィットネスクラブでトレーニングしている人はどうでしょう。

「トレーニング」はしっかりしているが「スポーツ」を楽しんでいない人の例です。

その人は最近、単調なトレーニングにちょっと飽きてきたとしましょう。

そんな時、知人から草サッカーに誘われました。年齢55歳、学生時代はサッカー部だとはいえ周りは自分より皆若い人ばかり。

ところが、ゲームが始まってみると自分が一番走れるではありませんか!

「すごいですね~。若いですね~!」
と賞賛されとても嬉しい一日でした。

なんてことがあるわけです!(^^)!

次の日から、日々のトレーニングがますます楽しくなることでしょう。

草サッカーというスポーツに参加したことにより日頃のトレーニングが報われたと実感し、より楽しくトレーニングが継続できるようになるのです。

「スポーツ」と「トレーニング」の両立のとてもよい例ですね。

トレーニングにスポーツを取り入れる

又、日々のトレーニングの中にスポーツの要素を取り入れる方法もあります。

週に5日のジョギングを続けている人を例にすると。

週に1日は、タイムトライアルをするとか、時計を見ずにどれだけ目標時間に近いタイムで走れるか等のゲーム的要素を入れて走ります

これにより「トレーニング」に「スポーツ」の要素も含ませるわけです。

決まりはありません。

自分でアレンジして「スポーツ」と「トレーニング」の両立を目指せばいいのです。

 

体育とスポーツは健康長寿のベストパートナー

 

「スポーツは」「気晴らし」「楽しい」

「トレーニング(体育)は」「訓練(教育)」「つらい」

教科書的な概念からするとこうなるのかもしれません。
しかし、健康づくりの指導者として私の考えは

健康づくりの運動がつらいをイメージさせる
トレーニング(体育)であってほしくありません。

スポーツに「チャンピオンシップスポーツ」と
「レクリエーションスポーツ」があるように

トレーニング(体育)にも
「レクリエーショントレーニング(体育)」
という概念を確立させてもいいはずです。

トレーニングとして身体能力も確実に向上させながら、楽しさを感じて元気になるプログラム。そんな運動指導プログラムが私のモットーです!

人生100歳の時代です。
年齢に関係なく体力は向上します!

「体育とスポーツ」は楽しい健康長寿のベストパートナーです!(^^)!

 

サミー大塚(大塚聡)プロフィール

略歴
1961年5月生まれ
早稲田大学教育学部教育学科体育学専修卒
早稲田大学大学院人間科学研究科(健康科学専攻)修了

 

 

1986年~ 民間フィットネスクラブにて指導責任者、経営責任者として勤務
1996年  独立し、運動生理学研究活動をしながら開業準備
2000年~ サミーコンディショニングスクール設立。
2009年  (株)サミープロジェクト設立。
2009年  一般社団法人 日本生活体力推進協会理事長就任
2012年  東京都千代田区三番町に「サミー大塚パーソナルトレーニングスタジオ」開設。

資 格

人間科学(健康科学)修士
教育学士
NSCA-CPT(パーソナルトレーナー)
NSCA-CSCS(ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
日本体力医学会健康科学アドバイザー
厚生労働省ヘルスケアトレーナー
中学・高校保健体育教員
国際救命救急協会救急心肺蘇生法取得者

活 動

健康関連事業、特に運動指導に重点をおいた活動に力を注いでいる。
Wasedaウェルネスネットワーク研究員としても活動。
・パーソナルトレーニング
・運動指導者の育成
・「からだづくり教室」の運営
・講演・セミナー
・企業への健康事業アドバイス
・学校の運動、健康関係へのアドバイス
・インターネットによる情報配信

スポーツ選手、学生、高齢者等多岐にわたり運動生理学に基盤をおいた安心で信頼のおける指導をモットーとしている。
医師との協力関係により医学的見地からも個人の身体を尊重した指導を心がけている。そして何よりも「楽しさ!」を第一にした運動指導が一番の特徴である。

主なメディア出演等

マラソン指導に関するもの
NHK「おはよう日本」にて初心者向けマラソン指導が取り上げられ話題に
・TBS 世界バリバリ☆バリュー 出演者のマラソンパーソナルトレーナーとして
<OZマガジン>に「初心者のためのマラソン直前アドバイス」掲載
・auスマートスポーツのマラソン指導パーソナルトレーナーとして参画
中高年初心者向けの走るためのCD「ハッピーランニング(ワーナーミュージック)」監修

その他
・「知られざる国民病ロコモ症候群」(小学館)第4章共著
・財団法人日本ボールルームダンス連盟主催<幕張メッセにて>「ダンスにおける障害予防トレーニング」講師
・読売テレビ「ミヤネ屋」に家庭でできる運動の企画で出演
・フジテレビ みのもんた危機一髪SOS 運動生理学コメント
・フジテレビ なまあらし 運動生理学コメント
・テレビ朝日  ニューススーパーJチャンネル 主催する中高年身体づくり教室が紹介される。
・日経産業新聞 「狙えアクティブ・シニア 上」中高齢者の運動教室についての取材
・静岡県磐田郡佐久間町45周年記念要覧(長寿の町)にて活動が掲載される。
・テレビ朝日 人気者でいこう!運動生理学コメンテーター

現在、東京都千代田区三番町にてパーソナルジム
サミー大塚パーソナルトレーニングスタジオを主催
徹底した個人指導やグループレッスン、お友達同士やお仲間数人でのオーダーメイドプログラムで目標に向けての身体づくりサポートを行っています。
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