マラソンで疲れにくいランニングフォームとは?



マラソンは42.195kmという距離を長時間かけて走るため、疲れをためずに効率よく走ることが大切です。

その上で重要なのが疲れにくいランニングフォームで走ることです。当ページでは、マラソン初心者がフルマラソンを完走するためには適切なランニングフォームはどうすればいいのかをご紹介いたします。

疲れにくいランニングフォームとは?

疲れにくいランニングフォームとはどういうことなのでしょうか?

それは、リラックスして走ることです。

「それは分かるけど具体的にはどんなフォーム?」ってことですね。これも人それぞれ個人差があります。

というのも、疲れにくいランニングフォームとは「ゆっくりリラックスして走ってみて!」と言われて、特に何も意識しないで走った時のフォームがあなたのリラックスした基本フォームなのです。

これはあくまでも初マラソンをゆっくり5時間以上かけて完走するときのフォームですよ。

「3時間台で走る!」とか「タイムを縮めよう!」という走り方とは根本的に違うということをご理解ください。

具体的なランニングフォーム

では、具体的にどういうランニングフォームがいいのか?ここではあなたの基本フォームにプラスして意識していただきたいポイントを5つ挙げておきましょう。

①勢いよく飛び跳ねないで早歩きの延長くらいのイメージで行く。

②ストライド(歩幅)は小さくてよい。

③腕は勢いよく振らないで軽く肘を曲げてリラックスして自然に動く感じで。

※肘を曲げているのも疲れてきたら「だら~ん」と肘を延ばしてリラックスしてOK。

④やや前傾姿勢を心がける。

⑤リラックスするとは言っても上半身はクニャクニャしないようにおへそを引っ込めるようにして身体の中心は意識する。

※常に意識すると疲れるのでたまにおへそを引っ込めて姿勢を確認する。

リラックス走法でマラソン完走

いかがですか?よく言われるような「速く走るフォーム」とは違いますよね。

「しっかり地面を蹴る」とか「腕はしっかり振る」とか力強さはいりません。リラックス優先です。

ダラダラとなりすぎないようにたまに「おへそを引っ込める」を意識して姿勢を正しましょう。

しつこいようですが、初マラソンをゆっくりと完走するための疲れにくいランニングフォームです。カッコよくスピードを出して走るフォームとは異なります。

初マラソンを練習時間の少ない中、完走をめざす場合はフォームの練習にはこだわりません。

練習の時は、たまに力強いスピードの出るフォームで走って鍛えるというのもありですが、本番はリラックス走法で完走を目指しましょう!なるべくエネルギーを使わずに長時間&42.195kmの距離を持たせるということです。

それと強調したいのが「個人差がある」ということ。色々と走り方を試してみて自分に合うフォームを見つけ出してください。正直どんな走り方をしてもフルマラソン完走は疲れます。

本番ではフォームにこだわるよりもフルマラソンを走れることに喜びを感じて大いに楽しんでください!

 

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